美容にはお金がかかる?お金をかけるべきなところとその理由
『なんか美容代にお金がかかってる気がする。年齢も年齢だから、手をかけたいけど、お金がきびしい。汗』
『できるだけ美容代を抑える方法があれば知りたい』
『どういうところを頑張ったらいいの?』
なぜか一ヶ月の中で、美容の出費が多かったり・・・そんなときに「使いすぎかな?」と考えたりしませんか?
今回はそんな方に向けての記事です。
この記事を書いている私は5年半美容部員をしていた経験があり
約13000人以上のお客様にアドバイスをしてきたので、記事の信頼性に繋がると思います。
この記事では、下記の内容についてお話します。
1何にお金をかけているか?が重要
2無駄を省いて美容代を節約するポイント
1美容の何にお金をかけているかが重要
<まず、何にお金がかかるか?整理してみよう>
世の女性の「美容代」の中身とは?どんなものでしょうか。美容代を抑えるためには、まずはじめにあなた自身が使っている『美容代の内訳』を、ざっくりでいいので把握する必要があります。そうすることで、『もっとお金をかけていい部分』、『今よりかけなくていい部分』が見つかりやすくなるからです。
まず、綺麗になるために、日常的に使うものは、「メイク用品」「スキンケア用品」ですよね。そして中には脱毛器や美顔器などの「美容グッズ」。他には「エステ代」「美容クリニック代」「コレクションするための化粧品」なんかも必要なかたがいるかもしれません。そしてその中で、何が一番お金がかかっている気がしますか?明確にしていきましょう。
<美容代、スキンケアの方がメイク用品よりお金がかかる話>
美容部員をやっていた時に実感したのですが、実は『スキンケア用品』と『メイクアップ用品』を比べると、『スキンケア用品』を買っているお客様の方が『メイクアップ用品』を愛用の方よりも、だいたい3〜6倍で買いに来る頻度が高いです。
スキンケア用品は、毎日必ずといっていいほど使いますし、全体的に減りが早いですよね。価格も数千円〜数万円と幅が広く、特に美白とアンチエイジングが高い。そしてブランドにより高額なものがあります。
私が美容部員として百貨店の化粧品カウンターにいた頃の話ですが、スキンケア用品はだいたい早くて約1ヶ月〜3ヶ月に一度ご来店されていました。「先月はクレンジングだけど、今月は化粧水がなくなって・・・ついでに乳液のストックで買っときます!」と毎月のように通う方もいらっしゃいました。
それに対して、メイク用品は減りが遅いのでだいたい半年に1回くらい。もし春・夏などコレクションの新商品や限定品を買ったとしても約3ヶ月に1回程度です。中には1年後にリピートでご来店する方もいました。
前の項目の<美容の何にお金をかけている?>でスキンケア用品にお金をかけてるな〜と思った方は、「なんか毎月、美容代がかかるな。」と感じてもおかしくないと思います。
続いてエステや美容クリニックについてです。
<エステ・美容クリニック>
エステや美容クリニックは数万円、数十万円のコースもあり、シミやシワやたるみといったエイジングや美白、透明感UPなど本格的に受けようと思ったら高額です。
どちらについても美容代にお金がかかってる気がする。と感じていたら、一旦やめても良いと思います。
美容クリニックは効果がはっきりと出るので、受けがいがあるかもしれません。ですが、厳しい言い方なので気を悪くする方がいるかもしれませんが、お化粧のテクニックやスキンケアができていなければ土台が整ったとしても、それはぬかるんだ地面の上にある土台です。
エステについては、医療行為ではないので脱毛以外は正直どうなのだろう・・・といった感想です。(脱毛については、昔脱毛エステサロンで働いていたことがあり、私自身もしていたので効果は出ると断言できます。が、今は医療脱毛の値段がお手頃になってきてますし、そちら方が時間がかからないと思います。)もし始めるとするなら、リラクゼーションや綺麗になるモチベーションを上げるためにはいいかもしれません。
ここまでで話したこと
・何にお金がかかってるか?大まかに把握する
・メイクよりスキンケアの方がお金がかかりがち
・節約したい時期は、エステや美容クリニックを一旦休む
その上で、美容代を抑えるコツをお話ししていきます。
続いて、美しくいることを諦めずに、具体的な美容代を抑えるコツについてお話ししていきます。
2無駄を省いて美容代を節約するポイント
<ツールアイテムはお金を惜しまない>
「え?節約術じゃないの?」と思われるかもしれませんが、お金をかけた方がいいものがあります。それは、ズバリ『ツールアイテム』です。美容ツールアイテムは、高くてもほぼ毎日使うということと、手元に残るものだからです。なので、例えばヘアブラシや、鏡、ポーチ、メイク用のブラシ、ドライヤー、ヘアアイロン、電動歯ブラシなどは良いものを揃えましょう。
意外とこれを、やってる方がすくないんですよね。。。美容部員だった時も、化粧品は万単位のものをご購入するのに、「メイクブラシはいりません。指やチップでつけます。」だとかそういった方が多かったです。ツールアイテムはお金を惜しまないことが、美容の無駄を省くことにつながります。(道具が良いと1ランク綺麗な仕上がりになりますしね。)
<スキンケアを削る>
スキンケアこそ、美容代を節約できるカテゴリーです。個人的には、スキンケアは日焼け対策さえしていれば、皮膚科で数千円で買ったものや、シンプルなもので十分だと思います。ただし、数百円のあまりにも安いものや浸透性が悪すぎて品質がいかにも、なものはオススメできません。ちなみにシンプルなお手入れというのは(クレンジング・洗顔・化粧水・乳液・クリーム)です。
スキンケアって、はじめはシンプルだったりあまり使っていなくても、何か使い始めるとやめられなかったりどんどん増やしていきたくなったりしますよね。それは、美意識が高い人ほどそうだと思います。
ですが、化粧品業界にいた私としては、スキンケアは『高い値段だから効果が上がる』ということはほとんどありません。正直、スキンケアは売上げを作るのに重要なカテゴリーなんです。スキンケアをリピートしてもらえると、来店回数が多くなるので、お店としても売上げが安定します。季節によって新商品やリニューアルがあるので、あれこれつけたりオススメしますが、実際は薬事法があるので化粧品の効果は『緩やか』です。夢を壊してすみません。
私自身の話をします。
化粧品業界にいた頃は、手頃な値段でスキンケアを買えることもあり、クレンジング〜美容液までトータルで約68500円ほどのアイテムを使っていました。おそらく割と買いやすい価格のブランドだったと思います。今は、27000円ほどです。あとは、肌荒れした時などに皮膚科でもらった薬など。
全体で68500円ほどのアイテムを使っていた頃は、色々と減っていくのを買い足すと、1ヶ月の美容代は15000円〜多いときは30000円ほどでした。ですが今は、出費が重なっても払うのは1ヶ月3000円〜9000円ほどです。どれもなくならず、新しく欲しいものがないときは、0円の月もあります。ですが、家族や元美容部員仲間には今の方が肌が綺麗だと言われます。「一時期ひどかったもんね・・・」とか泣 やはり値段は関係ありません。
ただ、高級で容器が美しいスキンケア用品は気分が上がりますし、そういった意味では使いようです。「高いものやめよう」というわけではなく、全てを高いもので揃えなくていいということです。私自身もクリームやクレンジングやいいやつです。
また、肌質やパラベンフリー、オイルフリー、オーガニック、テクスチャー(使用感)などは好みがあると思うので、好みに合わせカテゴライズすれば良いです。
ちなみにドラッグストアで買えますが安くて皮膚科並みの効果が得られる、オススメのローション とクリーム があるので貼っておきます。
こちらのローション ・クリーム は、化粧品に良くある「薬用」ではなく、第二類医薬品なので、即効性が高いです。お肌が柔らかくなって乾燥しにくくなります
ローション
【第2類医薬品】グラクソ・スミスクライン HPローション (50mL) 乾燥性皮ふ炎治療薬 価格:1,186円 |
クリーム
【第2類医薬品】グラクソ・スミスクライン HPクリーム (60g) 乾燥性皮ふ炎治療薬 価格:1,598円 |
あと、年中ニキビに悩んでる方はオルビスの『クリアシリーズ』がすごく良いです。大人ニキビが出来やすい方は、このローション・ジェル・とHPクリームを乾燥しやすい目や口周りに塗れば春夏はOKです。
こちらも継続しやすい値段。
<ケチらない>
節約の話をしておいて、「え?」って感じになるかもしれませんが、上記のことをおさえたら、美容代、ケチらず使いましょう。
美容部員時代、スキンケアをするときにできる限り量を少なくして減らないようにする方がいたのですが、それが元で乾燥や小じわや肌トラブルが起きているお客様も割と多くいました。そうしたら、余計にケアしなければいけなくなるので元も子もありません。
スキンケア用品の「ベースの値段」さえ抑えてあれば、ツールアイテムは良質なものを持っていても、メイクアイテムをときめいたもので揃えてもさほどお金はかかりません。
一度一式揃えてしまえば、おそらく1ヶ月あたりの美容代を3000円から10000円ほど。もし一気になくなって出費が重なっても15000円以内に抑えることができるのではないかと予測します。
まとめ
・美容でお金をかけるべきところは、美容のツールアイテム(道具)です。
・スキンケア用品を削れば、節約できます。シンプルにしたスキンケア用品は、量をケチらず使います。
・美肌の薬が欲しい時や、肌荒れの時はスキンケアで治そうとせず、皮膚科で即効性のあるものをもらいましょう。