化粧品の買い方がわからない。コツやテスターの試し方を解説。
●化粧品を買うときいつも迷ってしまう人
「今使ってるアイテムじゃなくて、新しいものが欲しくなった。
でも、いつも自分で化粧品を選んで買うと
これでいいのかな?と思ったり・・・
なんか正解があるの?とイマイチ分からない。
私にあったものを知る具体的なポイントがあれば知りたい」
そういった疑問に、答えます
もくじ
1.化粧品を選ぶときのコツ
2.選ぶときに知ってると便利なツールって、なに?
<記事の信頼性>
この記事を書いている私は
約5年半、百貨店で美容部員をしていました。
そのうち3年ほど店長としてお店をマネジメントを任され、在職中は
約13000人以上のお客様にアドバイスしてきた経験があります。
今からお話する内容は、「これだ!」と思うアイテムに出会うための最短ルートです。
では、一つづつ説明していきます。
1.化粧品を選ぶときのコツ
①あなたに似合う色や、あなた自身の好みをざっくりでいいので知っておく
まず、あなたのお肌にどんな色が似合うのか、どんな風になりたいかあなた自身について自分で知る必要があります。 美容部員時代に接客したお客様を見ていると「自分が何が好きなのかどうなりたいのか?」自分自身で明確になっていない場合が多い印象でした。
また、すべてをそれに合致させる必要はないと個人的には思いますが(メイクは楽しむためにあると考えています)、パーソナルカラーで似合う色を知っておくと、色選びの時にラクになります。
パーソナルカラーの本でオススメは、やはり複雑でないシンプルなものです。なぜかというと、美容系の仕事に就いていたりカラー診断を仕事にする、という場合でなければ、深い知識はここでは必要ないからです。
では似合う色と好みの雰囲気を知ったうえで、次はお買い物シーンで迷いがなく化粧品を買う方法について詳しく説明していきます。
②百貨店で化粧品を選ぶ方法
美容部員さんがいるカウンターで買い物をするときは「美容部員さんと会話する」時に工夫をすると最短でニーズに近いアイテムを買うことができます。
また、そこで気になったものは必ずつけてもらうようにしましょう。
美容部員さんとの会話がスムーズだと、美容部員さんは「あなたの好み」や「目的」と、「客観的にみて似合うモノ」をすり合わせて、提案してくれます。話すときのポイントは、「いつ」「どこで」「どんなシーンでつけたいか?」を伝えることです。そのときに、悩みやうまくお化粧できないことがあれば言っておきましょう。
<例>
・『口紅がほしくてきました。6月にゲストで参列する結婚式用のアイテムを探していて、こんな感じのドレスを着ます。華やかな雰囲気にしたいです。』
・『普段使いできる口紅を探していて、この間Instagramでオレンジリップが可愛いなと思ってきました。カジュアルな雰囲気がすきです。いつもリップがとれやすくて悩んでます。』
といった伝え方だと、理解されやすくニーズに近い化粧品を買うことができます。
③ドラッグストアなどでセルフで選ぶ方法
まずは、手元に出して確認してみましょう。ちなみに、色を確認するときは、「利き手と反対の手の甲」につけて確認する方法がやりやすいです。
常に手元で触って確認している方は、もうご存知だと思いますが、メイクアイテムは、「見た色」と「肌にのせた色」は違います。それなので実際に手元で「好みで似合う色か?」を確認することが大事です。
ちなみに、ファンデーションは難しいと思いますが、アイシャドウやリップなどパーツの化粧品はお顔で確認することができるので、試してましょう。
具体例な方法は、まず大前提としてセルフでのお試しは混雑状況など長居しにくい場合があるので、素早く試すために、「小さい部分を落としてつける」ということがポイントです。
<試す方法>
⑴試したい部分に、指で化粧水をつけて今しているメイクをゆるませます。テスターを試す用のコットンがある場合は、指でなくコットンに化粧水を含ませサラッと拭き取ります。
⑵手で化粧水をおさえます。リップの場合は単純に色をのせて発色の確認をしますが、アイシャドウやチーク・眉などは、メイクを落とした部分に、粉またはファンデーションをのせます。そのあと色をのせましょう。
化粧水やコットンなどがあるかはお店によりばらつきがありますが、このやり方が一番きれいに試すことができます。
続いて、さらに「これを知ってると便利」というポイントを説明していきます。
2.選ぶときに知ってると便利なツールって、なに?
①色選びのお助けアイテム
まず、あなたのお肌や雰囲気にあう色を分かっていると、選ぶ場面で「これでいいのかな?」という迷いが少なくなり、ラクになります。
いざお買い物に行ってみたら「いっぱいありすぎて何がなんだかわからなくなった」
こういった困りごとは、化粧品を買いに行ったことのある方なら経験したことがあるかもしれません。
それくらい一つのメーカーに対して、色の種類が豊富です。
それなので漠然と選ぼうとすると、「まずどれを試したらいいのか?」がわからなくなって悩みがちになります。また、例えばチークとリップ。など色と色を組み合わせようと思った時に、組み合わせのルールがわからなくて、印象がちぐはぐになりやすい面が出てきます。
化粧品選ぶときは、大まかに「私はどんな色や、雰囲気があうのか?」ということを知った上で、あなたの好みやなりたい印象を整理していくといいです。
ただし、あくまで『おおよその基準』なので、すべてをそれに合わせる必要はないと思います。知っておくと、楽になって全体像がまとまりやすくなるので、それを利用してみる価値はあります。
この辺りがシンプルでわかりやすいです。
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2.インスタグラムや雑誌で大事にしたいこと
インスタグラムなどのSNSや、雑誌に紹介されているメイクアイテムについて注意することがあります。
正直、写真が修正されていることから「写真の色」と「実物の色」が違うことが多いです。おそらく編集のときに変わってしまうのだと思います。それなので、「好みをつかむ感覚」で、参考程度にすることをお勧めします。
私が美容部員をしていた時のことです。
雑誌やインスタグラムで紹介されてるアイテムをみて「これと同じにしたい!」「これください」とご来店いただくのですが、実物を見たり実際につけてみると「あれ?ちがう。」というお客様がとても多かったです。
ただ、何枚か「こういう感じが好き」と色を見せてもらうとその方の好みはわかるので、そういった点では利用できます。
好きな写真をあつめて、あなた自身でみてみると好みや傾向があることがわかります。美容部員さんに見せるときも、これください!ではなく、「こんな感じの雰囲気や色が好きです」と伝えるのがポイントです。
3 .身近な美容に詳しい人から情報を得る
「私はどういうものが似合うのか?」「今、どういうアイテムがお勧め?」というのを「美容に詳しい人」に聞いてみると、知識が増えて化粧品を選びやすくなります。
美容に詳しい人は「今、旬のアイテム」の情報を知っていたり、使ってみた「ありのままの感想」を教えてくれます。
情報を聞くと、「新しい発見」があったり、「今まで使ったことのないモノだけど、チャレンジしてみようかな・・・」という気持ちになるものです。
化粧品じゃなくても、「知り合いにオススメされて買ってみたら、すごく良くてリピートしたくなった。」という経験はありませんか?また、雑誌やSNSに書かれている「使用した感想」よりも、美容に詳しい身近な人間の「リアルな口コミ」は、利害関係がないため比較的信頼性があると私は思います。
ただし、「私はどういうものが似合うのか?」という点では家族は注意が必要です。
距離感が近いので、いいことも悪いことも、客観的な部分が見えにくい場合があるからです。
<まとめ>
・まずはあなたに「似合う色と好み」を知ると、化粧品選びがカンタンになります
・百貨店で化粧品を選ぶときは美容部員さんとの「会話」が大事です
・ドラッグストアなどでセルフで選ぶときは、「手の甲」や「顔の小さい部分」で試して発色をみてみましょう
・色選びは自分自身のパーソナルカラーを知っていると助けられます
・インスタグラムや雑誌は、参考程度にします
・身近な美容に詳しい人からはリアルな情報を得られます
上記の点に気をつけてみると
イメージぴったりの化粧品に出会い、迷わず「これがいい!」と思えるお買い物ができるようになります(*^ω^*)
色々とおたえしてきましたので、実際に試すのが大変かと思いますが、全て行動に移してみるとカンタンに似合うものを買うことができるスキルが手に入ります。
それでは♫